富士そば、台湾出店! 大行列を実現させたイノベーションの力

全国展開の立ち食いそば店として知られる富士そば(ダイタンフード)の、丹有樹副社長もまた、変革への挑戦に意欲的に取り組んだひとり。
丹有樹さんは実践会に入った頃から、イノベーションに向けて果敢なチャレンジを開始。その第一歩として、2012年、渋谷の並木橋交差点に「つけ蕎麦 たったん」をオープンした。富士そば30年の歴史で、これが20年ぶりの新業態の店舗となる。
これを皮切りに、富士そばのイノベーション文化がスタート。食の開発、メニュー開発はもともと得意としていたことだが、新規業態の店舗を開くことで、人の分野でもイノベーションが始まったわけである。

さらに、富士そばは2014年9月に台湾支店のオープンを果たした。これまで海外への出店には躊躇があったが、この海外進出には、若い人やリタイアしていた人まで参加するという、積極的なチャレンジが伝播。そうして開店した台湾店は、オープンしてから一瞬にして行列ができ、大変な話題となった。
実際、たった1年ほどの期間で、人材、組織のイノベーションが行なわれたのだ。若き副社長の挑戦が、企業に新しいエネルギーを生み出したといっても過言ではない。